なぜブランディングが必要なのか?
ブランディングとは、企業や商品、サービスに対するイメージ、ブランドを形作るための活動という意味です。
ブランドは、企業や商品、サービスの名称やキャッチコピー、ロゴ、ビジュアルなどさまざまな要素で構成されます。「〇〇といえばあの商品」といったように、消費者に他社の商品との「違い」を認識されることで成立します。
そのため、企業や商品、サービス独自の強みが認識され、市場内でポジションを明確化するための活動がブランディングと呼ばれています。
企業や商品、サービス独自の強みが認識され、市場で明確なポジションを築けている、つまりブランディングが機能していると、集客や販売促進といったマーケティングやセールス活動に有利に働きます。
具体的には・・・
- ▼リードや顧客を獲得しやすくなる
他社との差別化を図れるため、多くの広告予算を投下して集客をしなくてもリードや顧客を獲得することが可能になります。
- ▼価格競争を回避できる
ブランド力が弱い場合、競合他社との価格競争が起こりやすくなってしまいます。
ですが、ブランディングが機能していれば、消費者に独自価値・優位性を認識してもらえているので価格競争を回避することができます。
- ▼販売パートナー企業に取り扱ってもらいやすくなる
ブランド力が強ければ、その分競合他社との差別化ができ、消費者が優位性を認識しているので、販売パートナー企業にとっても取り扱うメリットが生まれるので、販売機会が増える可能性が高まります。
- ▼ロイヤルティが向上するため継続利用されやすくなる
カスタマーサクセスの領域とも言えますが、ブランディングが機能して価値を認識してもらえれば、商品やサービスであれば信頼感や利用する愛着が生まれます。
つまり、信頼感や愛着であるロイヤルティが向上するため、継続性のあるユーザーになってもらいやすくなります。
最近の新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、広告の効果や出稿費用が変動しています。
そのため、これまでの出稿広告に効果が薄まるというケースも少なくありませんので、広告に頼り過ぎないブランディングには大きな可能性が秘められています。
ブランディングを強化する前におさえておくべき2つのポイント
会社や商品・サービスのブランド力が高まると、セールスやマーケティングアクションを加速させることができます。
そのための、ブランディングの強化施策をする前におさえておくべき2つのポイントがあります。
- ▼対象や目的といった共通認識を社内で形成する
まず1つ目のポイントとして、ブランド力を高めたい対象やどんな目的で高めるかについて、自社内で共通の認識を持つということです。
マーケティング領域のターゲティングと近しい考え方ですが、どんな業種、どの地域、どんな規模感の企業、部署、職種の方々のブランド力を高めたいのか、知ってもらう=知名度や、独自の価値を認識してもらう=認知度を高めたいのか、リピーターを増やすなどで売上を安定化させたいのかなどを具体化する必要があります。
理由としては、ターゲットを明確にしなければ、打ち出し方・訴求方法にブレが発生してしまうからです。
またどんな目的で高めたいのかも社内で認識を合わせておかないと、施策を実行した後の良し悪しの判断がつかないためです。
- ▼長期的に高めることを目指す
2つ目のポイントとしては、短期的ではなく「長期的に高める」ことを目指すということです。
ブランド力を高めるというのは、会社や商品・サービス特有の『価値を理解してもらう』ということなので、「早く、早く」ではなく、時間をかけてじっくりと対象に理解を促す姿勢が大切です。
どうやってブランディングを実施するか?
2つの前提をおさえた上で、ブランド力を高めるための活動を実施しましょう。
具体的な施策としては下記の通りです。
- 自社のコーポレートサイトやプロダクト・サービスサイトでアピール
- 動画コンテンツ、SNSでPR
- 自社内で保有しているコンタクトポイントの方々へ定期的にメールを配信
- 対象の多くが登録している外部媒体・メディアへ(記事)広告を出稿
- メディアへプレスリリースを発行・発信
知ってもらう=知名度を高めるためには、テレビCMや看板広告、イメージ広告などが有用ですが、よりブランド力を高める、独自の価値を認識してもらう=認知度を高めるためには、自社のコーポレートサイトやプロダクト・サービスサイト、動画コンテンツなどを用いてSNSやメール配信で拡散、またメディアへ記事広告やプレスリリースを出稿し発信することで貢献します。他にも、日々のリードなどへの営業活動も高める施策の1つだと言えます。
サービス開始までの流れ
お打ち合わせ
目的、対象、内容、手段、役割分担、スケジュールといった、ブランディングを実施する際の課題やご要望をお伺いいたします。
(お問い合わせフォームからお申込みください)サービスのご提案&お見積り
ご契約
コンサルティングサービス開始
※正式にご契約いただくまでは費用はいただきません。
サービス開始までの流れ
お打ち合わせ
どういったコンテンツが必要か、保有コンテンツの有無などをお伺いいたします。
(お問い合わせフォームからお申込みください)サービスのご提案&お見積り
ご契約
コンサルティングサービス開始
※正式にご契約いただくまでは費用はいただきません。
コンサルティング
サービスイメージ
キックオフミーティング
ご契約時に提案させていただいた内容をより具体化します。
実施するためにクリアすべき課題を洗い出し、優先順位をつけるイメージとなります。御社内・弊社側の調査、調整開始
対象や目的、長期的施策という共通認識を御社内で形成、PRするための保有コンテンツや有償メディアへの予算などのご調整をお願いします。
定例ミーティング
御社内での調査・調整のご状況をお教えください。
弊社側の調査結果および最適な案をご提案させていただきます。
これ以降は、PDCAサイクルをまわすイメージで定例ミーティング交えて進行する想定です。
※御社様のご状況などによりプロセスの増減が発生します。予めご了承ください。