マーケターの担当業務は広範囲になることが多い
事業会社に在籍するマーケターには、自社が取り扱う商品やサービスの売上を増加させることを(最終)目的として、マーケティングに関連するさまざまな施策を自社内、外部の支援会社と連携し実行することが求められます。
具体的には、会社や部署の目標を達成するためのシナリオを設計し、その目標達成に必要なリソース(資源)を最適に配分する『戦略』、その戦略を実行する宣伝や販売促進、デマンドジェネレーションといった『戦術』を進行管理するといった形で、担当領域は多岐にわたります。
さらに、社内にマーケティング活動に関する実績や経験値が形式知として蓄積されていない場合、新しいことを自ら開拓・構築しなければなりません。
マーケターに求められるスキル
そのため、マーケターには、さまざまな能力が求められます。
- ▼「寄って見る、引いて見る」視点
事業会社に在籍するマーケターは、業務の担当領域が広くマルチタスクになる傾向があります。そのため、戦略や戦術を俯瞰して広く見る、精微に細かく見るという両方の視点が求められます。
- ▼フットワークの軽さ
事業や売上の状況によって方針を変えざるを得ないこともあります。そのため、突発的に発生する事象に適応できることが求められます。
- ▼計画性と継続性
事業に影響を与える成果を出すためには長期的な視点で活動する必要があります。そのため、マーケターには一定の根拠のある計画性と、継続的に実行する力、ある種の『我慢強さ』が必要だと考えられます。
- ▼調整力や折衝力、言語化するスキル
マーケティング活動は他部署との連携が必要なことが多いため、複数の部署や担当者とのコミュニケーションや連携、調整が求められます。
そのため、マーケターには、立案した戦略、実施する施策を理解してもらうための啓蒙活動、調整力や折衝力、説明する力が求められます。
さらに、マーケティングがわからない人にわかってもらえるよう「わかりやすく言語化する能力」が求められます。
- ▼専門性
もちろん、戦略を立案する、戦術を実行するための専門知識を得ることも必要です。
マーケターに対する評価制度も重要
社内にマーケティング活動に関する実績や経験値が形式知として蓄積されていない場合、マーケターに対する評価も難しいものになりがちです。
比較的、短期的に目に見えてわかりやすく成果が出るセールスとは異なり、マーケティングは成果が出るまで長期的になり複数の部署などとの連携が多いので、マーケター単独で売上に貢献したと言い切れるケースはBtoBの場合は難しさがあります。 そんな難しさがある中でも「適正」に評価をしなければ、本人のモチベーションにも関わりますし、仮に納得感のある評価が得られない場合、離職の可能性も高まってしまいます。サービス開始までの流れ
お打ち合わせ
目的、対象、内容、手段、役割分担、スケジュールといった、マーケティング組織を設計する際の課題やご要望をお伺いいたします。
(お問い合わせフォームからお申込みください)サービスのご提案&お見積り
ご契約
コンサルティングサービス開始
※正式にご契約いただくまでは費用はいただきません。
サービス開始までの流れ
お打ち合わせ
どういったコンテンツが必要か、保有コンテンツの有無などをお伺いいたします。
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コンサルティング
サービスイメージ
キックオフミーティング
ご契約時に提案させていただいた内容をより具体化します。
実施するためにクリアすべき課題を洗い出し、優先順位をつけるイメージとなります。御社内・弊社側の調査、調整開始
採用する場合はその予算、マーケティングが担当する制作物の担当者(内製)、外部委託業者(制作会社など)の役割分担状況やコストの棚卸し、現状のマーケティング組織の役割と今後の役割、現状の評価制度についてご確認およびご調整をお願いいたします。弊社側では、キックオフミーティングで決定した内容をもとに詳細の調査、プラン作成を開始します。
定例ミーティング
御社内での調査・調整のご状況をお教えください。
弊社側の調査結果および最適な案をご提案させていただきます。
これ以降は、PDCAサイクルをまわすイメージで定例ミーティング交えて進行する想定です。
※御社様のご状況などによりプロセスの増減が発生します。予めご了承ください。