欲求が生じた際にスマートフォンを使って反射的に検索行動する瞬間を意味する『マイクロモーメント』。
『マイクロモーメント』の4つの検索クエリ、適応することによるメリット、
機会損失を防ぎ『マイクロモーメント』を活かすポイントなどについて解説しています。
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スマホの普及によって変化した検索行動
モバイル端末の普及によって「情報収集で用いる端末はスマートフォンで」というケースは、BtoCだけでなくBtoBでも増えています(※)。
そんな状況下でおさえておきたいのが、Google社が提唱している『マイクロモーメント』という概念。
※:BtoCとBtoBの違いについては、こちらのページをご覧ください。
業務をしている中で何気なく使い分けているBtoBとBtoC。そもそも違いは何なのか。マーケティング手法に違いはあるのか、などを解説します。
『マイクロモーメント』とは?
『マイクロモーメント』とは、欲求が生じた際にスマートフォンを使って反射的に検索行動する瞬間(モーメント)を意味しています。
この『マイクロモーメント』が発生する時、消費者には「知りたい」「行きたい」「したい」「買いたい」といった動機が検索ユーザーに生じているとGoogle社では定義しています(※)。
※Google:How Micro-Moments Are Changing the Rules
Today's battle for hearts, minds, and dollars is won (or lost) in micro-moments. Read more about this new mental model for marketing.
つまり、スマートフォンやタブレットといった端末の普及によって、時間や場所を問わず、消費につながる検索行動がすぐにできるようになり、BtoCもBtoBもそういった検索ユーザーのニーズを満たすことが求められるようになったということです。
『マイクロモーメント』が重要視される理由
スマートフォンやタブレットといった端末が普及する前は、「何かを知りたい」「あれを買いたい」と思っても、実際に行動するまでに時間がかかってしまい、購入までに至らないケースが多くありました。
ですが現在では、通勤や家事などのスキマ時間でも、いつでもスマホで検索や購入といった行動を起こすことが可能となり、興味を持ってから購入するまでの過程を意味する「リードタイム」は短くなっています。
Google社によると、何かを調べたいと思った人が最初にモバイル端末を使って検索する割合は60%に及ぶとされ、その検索をした人のうち、約90%がその後の購買行動に検索結果を参考にしています(※)。
※Google:マイクロモーメント : 生活のさまざまなシーンで発生するマイクロモーメント
このように、モバイル端末の普及は、購買行動に大きな影響を与えていることがわかります。
つまり、スマートフォンなどの端末が普及したことによって、欲求に対してタイムラグなく検索行動に移せるようになったため、その検索ユーザーに対してタイムラグを生じさせずに情報を提供することが、商品販売やサービス提供の側に求められるようになっています。
『マイクロモーメント』の4つの瞬間
欲求が生じた際にスマートフォンを使って反射的に検索行動する瞬間である『マイクロモーメント』が生じる要因として、「Know(知りたい)」「Go(行きたい)」「Do(したい)」「Buy(買いたい)」の4つの検索クエリ(語句、フレーズ)に分類されます。
Know(知りたい)
「Know(知りたい)」は、気になる人名や言葉がある、詳しい情報を得たいといった「知りたい瞬間」に検索するキーワードを指します。
これまでは「わざわざパソコンで調べるのは・・・」となかなか情報収集の行動に結びつかなかったことでも、スマホなどの普及によって手軽に「知りたい」という欲求を満たせるようになりました。
Go(行きたい)
「Go(行きたい)」は、特定の店舗や場所・地域に行きたい、といった「行きたい瞬間」に検索するキーワードを指します。
これまでは行きたい店舗や場所・地域を検索する際は、食べログやじゃらんといった口コミサイトやポータルサイトなどを利用して情報収集するのが一般的でした。
ですが、最近ではGoogle社の「周辺情報検索機能」によって、特定の店舗や場所だけでなく、地図情報とともに周辺情報を複合的に調べることが可能になっています。
さらに、スマートフォンなどの端末ならではの、自分の位置情報を元にした検索によって、現在地から目的地までの経路検索も容易にでき、広く浸透しています(もちろんXなどのSNSで検索して、というケースも考えられますが)。
Do(したい)
「Do(したい)」は、何かを行動するための手段が知りたい、といった「したい瞬間」に検索するキーワードを指します。
4つの瞬間の中で「Do(したい)」は、検索ユーザーが最も外部からの情報を受け入れやすい、と言われており、スマホ端末の利用者の90%が「したいこと」への解決手段を検索しているとされています。
Buy(買いたい)
「Buy(買いたい)」は、商品やサービスを購入したい、どんな方法で購入できるか、といった「買いたい瞬間」に検索するキーワードを指します。
「検索ユーザーが商品やサービス購入の意思決定をする瞬間」と言い換えることができます。
『マイクロモーメント』に適応することによるメリット
検索ユーザーの『マイクロモーメント』に対応することで得られるメリットは大きく以下の2つです。
新規顧客の獲得
スマートフォンなどの端末によって「知りたい」「行きたい」「したい」「買いたい」瞬間にすぐ情報を取得できるようになったことから、検索ユーザーが求める情報を届けることができれば、新たな顧客を獲得することにつながりやすくなります。
ブランドイメージのアップ
検索ユーザーが求める情報を最適なタイミングで提供することができれば、商品やサービス、情報を提供するWebサイト、企業やブランドのイメージアップにもつながりやすくなります。
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この続きでは、機会損失を防ぎ『マイクロモーメント』を活かすポイントについて解説しています。
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