相手の主張を尊重しつつ自身の主張も伝え、意見交換ができる『アサーティブコミュニケーション』。
身に付けることによるメリットや実践するうえで重要なポイント、アサーショントレーニングやビジネスシーンの具体例などについて解説しています。
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『アサーティブコミュニケーション』とは?
アサーティブコミュニケーションの「アサーティブ(Assertive)」とは、「断言的な」「言い張る」「独断的な」と訳され、自己主張を意味しています。
ですが、ここでいう「自己主張」とは、自身の主張を一方的に押し通すのではなく、相手を尊重しながら自身の意見も主張することです。
つまり、『アサーティブコミュニケーション』とは、相手の主張を尊重しつつ自身の主張も伝え、意見交換ができるようなコミュニケーションを指します。
注目を集めている背景とは?
このコミュニケーション方法の起源は、1949年にアメリカの心理学者・精神科医のジョセフ・ウォルピ 氏 らが、人間関係の構築が苦手な人や自己表現が思うようにできない人のために開発された「カウンセリング手法」とされています。
その後、1960年~1970年代のアメリカにおいて、黒人差別に対する運動や女性の権利を求める運動を展開する中で「どのように自分の主張をしていくか」研究が進み、『アサーティブコミュニケーション』が発達していきました。
現代においては、ビジネスのグローバル化やダイバーシティ経営が進む中で、国籍や人種、宗教や文化、価値観などさまざまに異なる属性を持った人々とともに働くケースが増え、さらに働き方改革の浸透による雇用形態や勤務形態の多様化に対応しつつ、自社の競争力強化を担保し生産性を向上させるために「さまざまな価値観を持つ人々との良好な人間関係を構築するスキル」である『アサーティブコミュニケーション』が注目を集めています。
さまざまな自己表現のスタイル
相手の主張を受け入れながらも自己主張をする『アサーティブコミュニケーション』以外にも、自己主張・自己表現する方法がさまざまあります。
アグレッシブタイプ
「アグレッシブ」とは、相手の感情や意見、立場などをくみ取らず、自身の気持ちや考えを一方的に伝えることを最優先し、「自分さえ満足できれば良い」という自己中心的な姿勢のことです。
自身の欲求を押し通そうとし、相手よりも優位な立場に立つことを重視し、受け入れられないと腹を立てたり感情的になります。
反論を許さないため、相手からは疎ましく思われたり、萎縮・警戒させやすく、相手との良好な関係性を構築・維持することができず、ハラスメントにつながるリスクも大きい傾向があります。
ノンアサーティブタイプ
「ノンアサーティブ」とは、相手の意見を尊重する一方で、自身の意見や気持ちをうまく伝えることのできない「アグレッシブ」と真逆の自己表現パターンです。
自己主張することで言い争いや対立といった相手との関係性が悪化することを恐れて、自分の感情表現を抑制して曖昧な表現をしたり言い訳が増える傾向があります。
また、自分よりも相手を優先してしまうため、相手からの無理な主張を受け入れてしまい、不満やストレスを抱え込んでしまう傾向もあります。
作為的タイプ
「作為的タイプ」とは、相手に対する不満があっても、直接相手に言わずに陰口や態度で伝えようとする自己表現パターンのことです。
自身の主張を率直に伝えないスタイルであるため、周囲からは「嫌味っぽい」「冷静」と捉えられがちですが、当人の内面は穏やかではありません。
『アサーティブコミュニケーション』のメリット
「アサーティブ」な思考は、日常生活はもちろん、ビジネスシーンにおいて大きなメリットをもたらします。
コミュニケーションが活性化する
『アサーティブコミュニケーション』が実践できるようになれば、活発な意見交換が行えるようになり、コミュニティや社内組織の相互理解や情報共有が効率よくなります。
相手の意見を尊重しつつ、自身の意見や主張を伝えられることで、「言った、言わない」の伝達ミスやトラブルを回避できるようになります。
ストレスを軽減でき良好なメンタルヘルスの維持が可能に
「アサーティブ」なコミュニケーションができるようになると、相手に配慮し過ぎずに自身の思いや考えを率直に伝えられるようになります。
こういった環境によって、互いに納得し合いながら業務などに取り組めるようになるため、ストレスを抱え込むことによる休職や離職機会が減少する=メンタルヘルスが良好に維持できるようになります。
また「ハラスメント」の発生を回避することにもつながります。
パフォーマンスが高まる
コミュニケーションが活性化し良好なメンタルヘルスの維持が可能になることで、業務のパフォーマンスが高まるようになります。
『アサーティブコミュニケーション』を実践するうえで重要なポイント
アサーティブコミュニケーションの講座開催、トレーナーの派遣、情報の発信等の活動を行っている、特定非営利活動法人 アサーティブジャパンでは、アサーティブなコミュニケーションに必要な「4つの柱」を提唱しています。
誠実
誠実:自分自身に正直になることで、相手にも誠実になれる。
率直
率直:遠まわしではなくストレートに、相手に”伝わる”言葉にする。
対等
対等:上から目線でも卑屈でもなく、態度も心の中も対等に向き合う。
自己責任
自己責任:言った責任、言わなかった責任は、自分が引き受ける。
↓
この続きでは、『アサーティブコミュニケーション』を身に付けるために有用なアサーショントレーニング(DESC法)、
『アサーティブコミュニケーション』のビジネスシーンにおける具体例などについて解説しています。
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