「先延ばしにすると一層負担が増えてしまう」「完璧主義が先延ばし癖の原因になってしまう」ということを定義した『エメットの法則』。
なぜ「先延ばし」にすると負担が増えてしまうのか、「先延ばし癖」を改善するためのポイントなどについて解説しています。
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『エメットの法則』とは?
『エメットの法則(emmett’s-law)』とは、以下の2つの要素から構成されています。
- 「先延ばし」にすると、そのタスクにかかる以上の時間のエネルギーを消耗してしまう。
- 『完璧主義』が、先延ばしグセを引き起こす原因となる。
「やらなければいけないことを、つい後回しにしてしまう・・・」。
そんな先延ばし癖がある人は、特に『エメットの法則』を理解して対策を実施すれば、日常業務やタスクに対するアプローチを変えることができ、業務効率を大幅に向上させることができるはずです。
第1の要素:「先延ばし」にすると、そのタスクにかかる以上の時間とエネルギーを消耗してしまう
『エメットの法則』の1つ目の要素として「先延ばしにすると、そのタスクにかかる以上の時間のエネルギーを消耗してしまう」点が挙げられます。
例えば、参加したミーティングでの議論内容を元にして資料を作成しようと思っていたが、後日に「先延ばし」にしてしまった。。
すると、ミーティング直後に思い描いていた資料のイメージや見せ方などのアイデアを、時間の経過とともに忘れてしまいます。
そのため、思い立って作業を開始した時には、想定していたイメージを思い出したり、どんな手順で話を展開するか決め直したりなど「二度手間」が生じるようになってしまうのです。
第2の要素:『完璧主義』が、先延ばしグセを引き起こす原因となる
『エメットの法則』の2つ目の要素としては「『完璧主義』が先延ばしグセを引き起こす原因となる」ことが挙げられます。
例えば、学生時代に勉強しようとした際、『完璧主義』の傾向がある人は、事前にできるだけ綿密なプランを立ててから取り掛かろうとします。
実際には、綿密な計画を立てる時間を使って、より学習を進めた方が良いケースが多くあります。
提唱したのは?
ちなみに、この『エメットの法則』は、タイムマネジメントの専門家であり、経営コンサルタントの リタ・エメット 氏 が著書『The Procrastinator’s Handbook(いま、やろうと思っていたのに…)』で提唱しました。
なぜ「先延ばし」にすると負担が増えてしまうのか?
何かやるべきことを後回しにすると、その時はラクに感じるかもしれませんが、実はその先には大きな負担が待っています。
「先延ばし」にすることで負担が増える具体的な理由としては、以下の3点が挙げられます。
「やらなければならないこと」を覚えておくことと「思い出す」ことが負担に
何かやらなければならないことを「先延ばし」にすると、その「やらなければならないこと」を頭の片隅で覚えておかなければなりません。
そうすることで、ほかのことをしている間も無意識に「やらなければならないこと」が気になってしまい、脳のワーキングメモリを消耗することになってしまいます。
すぐにやれば記憶がフレッシュであるためスピード感を持って取り組むことができますが、先延ばしにしたことで「何をどうやるか?」を思い出したり、手順などを最初から考えなければならなくなるため、すぐに取り組んだ時と比較して、無駄な時間と労力が生じてしまいます。
不要だった手間が生じてしまうことに
やらなければならないことを「先延ばし」にすることで、すぐにやれば不要であった「手間」が発生してしまいます。
例えば、先延ばしにしたため終わらせるまでに時間が無く、急いで進めなければならないため、焦りからミスが増え、結局修正がたびたび必要になってしまうことも。
また、先延ばしにしたことに対する謝罪や報告が追加で必要になることもあるため、作業量が増えてしまうことにもつながってしまいます。
精神的なストレスや体力の消耗につながってしまう
何かやらなければならないことを「先延ばし(後回し)」にすることは、精神的なストレスを引き起こすことにもなります。
先延ばしにしたところで、結局は後でやらなければならないため、やらずに放置している状態が続くと心理的な負担が生じ、取り組むモチベーションを低下させます。
その結果として、ほかのことをしていても集中力が欠けてしまう・疲れやすくなってしまうなど、精神面だけでなく体力面にも大きな消耗を生じさせやすくなってしまうのです。
なぜ『完璧主義』が先延ばしの原因になるのか?
また、なぜ『完璧主義』が先延ばしの原因になるのかというと、前述の通り、やるべきことに取り掛かる前に入念な準備や綿密なプランを立てようとし、すべてのリスクを事前に排除しようとするため、結果的に行動を先送りしてしまうことになるのです。
つまり、「失敗したくない」「100点満点の結果を出さなければ」という不安が先立つことで、なかなか最初の一歩が踏み出せず、準備や計画立案に時間をかけ過ぎることになってしまうのです。
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この続きでは、『エメットの法則』を踏まえて「先延ばし癖」を改善するための6つのポイントなどについて解説しています。
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