少数派の意見が聞き入れられ、最終的に形勢が逆転し、多数派意見にひっくり返る『マイノリティ・インフルエンス』。
発生させるための前提条件、発生させやすくする方法について解説しています。
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『マイノリティ・インフルエンス』とは?
『マイノリティ・インフルエンス』(minority influence)とは、少数派の意見が聞き入れられ、最終的に形勢が逆転し、多数派意見にひっくり返るという心理現象のことです。
直訳すると「少数派の影響」という意味で、当初は少数派で劣勢に立たされていても、一貫した主張や態度を繰り返し続けることで、多数派の判断に変化を生じさせる効果を指します。
※政治や選挙活動時に用いられるケースについては、こちらのページをご覧ください。
政治や選挙で用いられている・発生する『マイノリティ・インフルエンス』や『ラリー・アラウンド・フラッグ現象』、『沈黙の螺旋理論』といった心理テクニック・心理バイアスについて解説しています。
実証した集団心理実験
フランスの心理学者であるモスコビッチ 氏 が『マイノリティ・インフルエンス』を実証するために行った有名な実験があります。
4名の参加者に、さまざまな形や色、大きさの図形を見せ、特徴を一つだけ答えてもらいました。
例:四角で黒い図形・・・「四角い」か「黒い」と答えてもらう。
4名のうち1名はサクラであり、サクラは必ず「色」を特徴として答えました。
一貫してサクラが「色」を答え続けた結果、形や大きさを答えていた他の参加者も、実験を繰り返すうちに「色」を答えるようになりました。
※参加者が6名のパターンの実験も行っています。
この実験により、「一貫した意見が他人の心理に影響を及ぼす」ことを証明しました。
『マイノリティ・インフルエンス』を発生させるための前提条件
『マイノリティ・インフルエンス』を発生させるためには、最低でも以下の要因が必要になります。
- 多数派の意見が固まりきっておらず、流動的かつ不安定な状態。
集団の方向性が定まらずに不安定な状態だと、人は周囲に意見を求めるようになります。
この状態であれば、以下に挙げる「アクティブ・マイノリティ」の存在や、主張を工夫することで、形勢がひっくり返り、意見が採用されやすくなります。
『マイノリティ・インフルエンス』を発生させやすくするには?
「アクティブ・マイノリティ」によるホランダーの方略
「ホランダーの方略」とは、意見を主張する少数派の中に「あの人が言っているのだから、そうなのかもしれない」と思わせるような、実績を有する信頼感のあるリーダー=「アクティブ・マイノリティ」がいることで、多数派の意見を切り崩す方法です。
例え少数派の意見であっても、一貫した意見を主張し説得力のある「アクティブ・マイノリティ」がいることで、形勢がひっくり返り、意見が採用されやすくなります。
モスコビッチの方略
「モスコビッチの方略」とは、劣勢に立たされている少数派が意見に一貫性を持ち繰り返し主張することで、多数派に「もしかすると、自分たちが間違っているのかもしれない」と思わせ、切り崩す方法です。
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この続きでは、もう2つの『マイノリティ・インフルエンス』を発生させやすくする方法について解説しています。
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