店舗の集客効果や売上アップが期待できる!?『噴水効果』

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『噴水効果』とは?

最初に喜ぶ情報を与えて行動を促すことができる心理効果

『噴水効果』(fountain effect)とは、最初に対象へ喜ぶ情報を与えることで、さらなるアクションを促すことができる心理効果のことです。

下の階から上の階へと来店者の流れを作る心理テクニック

別名『ファウンテン効果』とも呼ばれている『噴水効果』は、百貨店・デパート、ショッピングモールなどの小売業でよく用いられるマーケティング手法の一つとして知られています。

ついで買いを誘発しやすくなる『噴水効果』

言い換えると、商業施設・店舗の入り口付近を充実させることで来店を促し、上の階へ誘導する心理テクニックが『噴水効果』とも言えます。

ちなみに『噴水効果』は、波及三原則の一つとしても知られています。

あの有名なテーマパークでも用いられている効果

入り口付近にお土産購入ショップを配置して購買を誘発

この『噴水効果』を用いている有名な例の一つとしては、ディズニーランドが挙げられます。

ディズニーランドでは、お土産を購入できるショップを入り口付近に配置しています。

なぜかというと、来園時にお土産ショップを見せておくことで、帰り際にショップが目に入ると思わず買って帰りたくなるという心理効果を狙っています。

ビジネス(マーケティング)への活用例

オフラインだけでなくオンラインでも活用ができる心理テクニック

百貨店・デパート

『噴水効果』を用いている百貨店・デパート

集客効果や売上アップを期待できる『噴水効果』は、百貨店・デパート、最近では家電量販店でも活用されている心理効果です。

ちなみに、百貨店とデパートの違いは名称が異なるだけで、多種類の商品をジャンルごとに配置して販売する大規模な小売店のことです。どのジャンルのコーナーで購入しても、その百貨店・デパートの統一された包装紙や紙袋で提供されるのが特徴です。

百貨店・デパートという業態は、DM(ダイレクトメール)やチラシ、SNSなどで来店を促した上で、お客にどうやって買い回ってもらうかが「生命線」になっており、大きなテーマと言えます。

買い回り需要を喚起できなくなってしまうと、百貨店やデパートの存在価値は無くなると言っても過言ではありません。

「下から上」へとお客の流れを作り出す心理効果が『噴水効果』

そのため、商業施設・店舗の入り口付近や地下フロアを消費者の興味を引くように充実させ、「噴水」のように「下(のフロア)から上(のフロア)へ」お客の流れを作り出す『噴水効果』を用いて集客ができれば、販売商品やサービスの露出が増え、店舗全体の売上アップを狙えるようになります。

ターゲットを呼び込むためのコーナーの配置が必要に

具体的には、メインターゲットになる女性を呼び込むために、1階に化粧品売り場を配置したり、地下フロアに「デパ地下」と呼ばれる食料品フロアを充実させています。

ショッピングモール

テナントの集合施設とも言えるショッピングモール

ショッピングモールでも、『噴水効果』は用いられています。

ちなみに、ショッピングモールとは「商業・サービス施設の集合体」と定義されており、専門の小売店(テナント)が集まった商業施設と言えます。

ターゲットを引き込むためのテナント配置

このショッピングモールの多くでも、1階には食料品などを取り扱うスーパーやレストラン、上層階には映画館やフードコートが配置されています。

これは、メインターゲットとなる家族連れの来店目的になる食料品の購入や食事のついでに、モール内を回遊してもらう狙いがあります。

食料品の買い出し・食事のついでに・・・

「せっかく来たのだから、他の(上の)階にも行こう」と思わせることで、ついで買い(≒クロスセル)の機会を創出しやすくなり、結果的に各店舗の売上アップにつながるというわけです。

コンビニエンスストア・スーパーマーケット

複数階層でないコンビニでも効果を発揮する『噴水効果』

この『噴水効果』は、立体構造の建物だけでなく、平屋構造のコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも活用されています。

来店者を店舗内に回遊させるきっかけの一つになる雑誌コーナー

例えば、コンビニ入り口付近にある雑誌コーナー。雑誌は思わず手に取りやすいため、来店者を店舗内に回遊させるきっかけの一つになります。

また、雑誌コーナーで立ち読みしている人が外から見えることもあり、心理的に店舗に入りやすくなるという効果も見込むことができます。

ですが、コンビニへの雑誌や書籍の配送をしている出版取次大手の日本出版販売(日販)は、物流費の高騰などで採算が悪化していることもあり、2025年2月でコンビニへの雑誌や書籍の配送を終了する予定としています。

Webマーケティング

デジタル上でも応用できる『噴水効果』

『噴水効果』は、百貨店・デパートやショッピングモールといった実施設・実店舗だけでなく、Web上でも応用することが可能です。

実施設・実店舗で用いるように、Webも「入り口」でいかに引き込むかがポイントになります。

「ファーストビュー」をいかに魅力的にするかがポイント

具体的には、Webサイトやコンテンツ単体で見ればLP(ランディングページ)なども該当しますが、サイトやページの「タイトル」や「キャッチコピー」という表示した際に最初に目に留まる「ファーストビュー」を、どれだけ閲覧者を惹きつけられるか、ということです。

このファーストビュー次第で、ページをスクロールする機会や他ページへの閲覧(回遊)、問い合わせやクリック率(CTR)に大きな差が生じることになります。

Webマーケティングにおいては、まず「ファーストビュー」という最初に、読み手(閲覧者)を惹きつけられるかが重要になるため、『噴水効果』が有効になるのです。

『噴水効果』も含まれる波及三原則

「波及三原則」とは?

『噴水効果』は、「波及三原則」の一つとして知られています。波及三原則には『噴水効果』のほかに『シャワー効果』と『散水効果』があります。

シャワー効果

「上から下へ」とお客の流れを作る『シャワー効果』

シャワー効果』(shower effect)(※)とは、『噴水効果』とは逆にシャワーのように「上(階)から下(階)へ」と、お客を引き込むことで売上アップを図るという心理テクニックです。

『噴水効果』と同様に、百貨店・デパート、ショッピングモールなどで用いられる手法です。

上層階にお客を呼び寄せるイベントや場所を設けることで効果を発揮

具体的には、百貨店・デパート、ショッピングモールなどの屋上で物産展などのイベントを開催したり、上のフロアに駐車場やレストランを設置・配置することで、上のフロアにお客を誘導できれば、「ついでに下の階層のフロア(店舗)も見ようかな」と「上から下へ」とお客の流れを作ることができます。

『シャワー効果』の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

散水効果

同じフロアの店舗やテナントに集客効果を伝播させる『散水効果』

散水効果』(scatter effect)(※)とは、「上」でも「下」でもなく、同じ階(フロア)に限定して、お客を伝播させるという心理テクニックです。

つまり、「集客を同じ階(フロア)に横展開する」心理テクニックとも言えます。

『散水効果』の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

まとめ

人の多いショッピングモール

最初に対象へ喜ぶ情報を与えることで、さらなるアクションを促すことができる『噴水効果』

百貨店・デパート、ショッピングモールなどの小売業でよく用いられるマーケティング手法の一つとして知られており、活用することでお客の導線をコントロールすることができ、「ついで買い」を促し店舗・各テナントの客数を増やす・売上アップにつながります。

店舗・テナントを経営される際には、「お客さんが来ない」という客数減少対策の一つとして『噴水効果』の活用を検討されてみてはいかがでしょうか。

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