バッシングや誹謗中傷を助長してしまう!?『没個性化現象』

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『没個性化現象』とは?

群衆に埋もれることで「没個性化」すると攻撃性が増す現象

「個性化」は、その人の個性が芽生えることを言いますが、「没個性化」はその逆で、個性が失われることを言います。

群衆の中に個人が埋もれ、正体がバレずに特定されない「匿名」の状態になると無責任になり、普段ならしないような攻撃的な行動を平気でできるようになります。

集団にまぎれることで「アイデンティティ」が消滅してしまう・・・

つまり、群集の中に個人がまぎれることで、個人としての感覚が薄れてアイデンティティが消滅し、他者への過激な言動を行うことへの心理的なハードルが下がる現象を、社会心理学では『没個性化現象(deindividuation phenomenon)』と呼ばれています。

実証実験

アメリカの心理学者が行った実験

「没個性化」に関連して、アメリカの心理学者 P. ジンバルドー 氏 が、匿名性と攻撃行動についての実験をしました。

  • Aグループの2人:目と口だけ小さな穴が開いた実験服で全身を覆い、誰なのかわからないようにする。
  • Bグループの2人:Aグループと同じ実験服を着用するが、名札をつけて名前がわかるようにする。

ボタンを押す=電気ショック

この状態で・・・

  • 「けなげで好ましい印象を与える女性」と実験者との面接を録音した音声と、「自己中心的で不快な印象を与える女性」との面接を録音した音声の2種類の音声を聞いてもらう。
  • 「これからマジックミラーの向こうにいる2人の若い女性に電気ショックを与える」実験を実施することを伝える。
  • Aグループ&Bグループの4人を別々のボックスに入ってもらい、ランプが点灯したらショックを与えるボタンを押し、止める合図が出るまでショックを与えるように指示をする。
  • 実験を開始する前に、被験者は事前に会話を聞いた2人の女性であることを伝える。
  • 電気ショックを与えると女性が苦しむ姿が見え、かわいそうだと思えば他の3人に気づかれないように自分だけボタンを押すことをやめることができる。

実際には電気ショックは流れなかったそうです

こういった条件のもとで、Aグループ&Bグループの4人が電気ショックのボタンを押した回数と時間をまとめたところ・・・

  • Aグループの方が、Bグループよりも2倍程度の時間、電気ショックを多く浴びせた。
  • Aグループは、電気ショックを与える女性の印象の良し悪しに関係なく、電気ショックを浴びせた。
  • Bグループは、印象の悪い方に多く電気ショックを浴びせた。

※実際には、2人の女性には電気ショックが流されてはおらず、電気ショックを受けたような「演技」をしていたとのこと。

この実験結果から、顔と名前を隠したAグループ「没個性群」と、名札をつけて誰なのか認識できるBグループ「公開群」を比較すると、匿名性が担保されている「没個性群」の方が、攻撃的になってしまうことが明らかになりました。

なぜ『没個性化現象』は発生するのか?

群衆に紛れることで「自己規制意識」が薄れてしまう

実験を行った P. ジンバルドー 氏 によると、以下の4つの要因があると、人間は自己規制意識(自身の言動をコントロールしようとする意識)が低下してしまい、「没個性化」が生じると指摘しています。

  • 匿名性が担保される(「自分は安全」と錯覚する)
  • 責任が分散される(「他人も責任がある」と錯覚する)
  • 興奮している(冷静さを失う)
  • 刺激が強い(自分を見失う)

「没個性化」すると普段しないような過激な言動をしやすくなる

自分がやったとバレず(=罰や攻撃を受けず)、自身のしたことに責任を持たなくてよく、刺激が強く興奮する場合、集団内で自分という存在が隠されると、衝動的・情緒的に、非合理な言動が出やすくなるということです。

『没個性化現象』に陥りやすいSNSで攻撃性が高まる理由

バッシングや誹謗中傷が散見されるインターネットやSNSという『場』

インターネットやSNSでは、『没個性化現象』が発生することに伴うバッシングや誹謗中傷が散見されます。

過激な書き込み(投稿)をしている人と実際に会ってみると「ごく普通の人」というのもよく聞く話です。

特に双方向のコミュニケーションがとりやすい『SNS』では『没個性化現象』が起こりやすいため、見ず知らずの人に対して、バッシングや誹謗中傷を躊躇なくできてしまうのです。

SNSという『場』で攻撃性が高まりやすい主な理由は以下の通りです。

攻撃性を高めてしまう『フラストレーション攻撃仮説』

フラストレーションを発散しようとする心理的傾向

心理学者の J.ダラード 氏ら は、『フラストレーション攻撃仮説』を提唱しています。

この説によると、人間は「他者・自己・社会に対する欲求」が満たされないほど、自尊心(自己肯定感)が傷つき、攻撃行動を起こしやすくなってしまう傾向があるということです。

つまり、フラストレーション(欲求不満)が高まるほど、バッシングや誹謗中傷をしやすくなるということです。

日常のフラストレーションは相手に直接ぶつけにくい・・・

日常生活の中では、そう簡単に相手に怒りをぶつけるわけにはいきません。

すると、フラストレーションを発散するための方法を変化させたり、発散する対象を変える傾向が強まります。

ぶつけやすい「はけ口」をSNSへ・・・

特に、その他大勢に紛れて匿名性を担保することができる『没個性化現象』を起こしやすいSNSにおいては、「批判されて当然」と思える相手に容易に攻撃することができます。

そのため、日常で募ったフラストレーション(欲求不満)の「はけ口」としてSNSを利用し、バッシングや誹謗中傷をすることになるのです。

みんなが言っているから・・・『同調行動現象』

「匿名だから大丈夫だろう」と攻撃的な投稿をしてしまう

特にSNSでは『没個性化現象』が起こりやすいため、書き込み(投稿)することに対する責任の所在が曖昧・希薄になってしまいます。

最近では「発信者情報開示請求」がしやすくなっていますが、「匿名で投稿できるから何を発信しても咎められることはない」と思う人も、まだ一定数います。

そんな思考によって起こりやすいのが「大勢が指摘している」「あの有名人も言っている」「著名なあの人がRT(リツイート)している」から自分も、という『同調行動現象』(※)です。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」

「自分以外の大多数も発言しているから」と「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というような同調思考が発生し、対象となる相手が傷つくことを想像せずに、安易に攻撃的な投稿をしてしまうというわけです。

こういった「匿名だから安全」「他人にも責任がある」という思考が、他者に対するバッシングや誹謗中傷をすることになってしまいます。

『同調行動』に似た『同調圧力』については、こちらのページをご覧ください。

周囲と同化して自分も傍観者になってしまう『傍観者効果』

「傍観者」の多いSNSで起こりやすい『傍観者効果』

ある事象に対して参加者や目撃者が多ければ多いほど自身の周囲にいる「傍観者」と同化してしまい、当事者意識を失い率先して行動を起こさなくなる『傍観者効果』(※)

この『傍観者効果』は、SNSでも発生します。SNSでは「傍観者」が大勢いるため、他者がバッシング・誹謗中傷されていても抑止することなく、自身も「傍観者」になることで攻撃的な発信が横行しやすくなってしまいます。

『傍観者効果』の詳細については、こちらのページをご覧ください。

最後に

『没個性化』していないかなどを自問自答することがポイント

自分が群衆の中にまぎれて「匿名」状態になることで、普段ならしないバッシングや誹謗中傷を平気でできるようになってしまう『没個性化現象』

この現象は、気づかぬうちに自分自身も陥ってしまう可能性があるため、特に気軽に発信できるSNSでは注意が必要です。

『没個性化』していないか、『フラストレーション攻撃仮説』や『同調行動』、『傍観者効果』に陥っていないか、自身に問いかけて、攻撃性をコントロールするよう心掛けることがポイントになります。

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