3つのサイクルで業務などを改善・効率化を図ることができる『PDRサイクル』。
構成される3つのプロセスとメリットとデメリットについて解説しています。
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ビジネスも社会的にも変化が激しい現代
業務改善やタスク効率化に使われることの多い『PDCAサイクル』(※)。
ですが、「1サイクルをまわすのに時間を要する」「柔軟性に欠ける」「新たなアイデアの創出や視点を取り入れにくい」というデメリットもあります。
IT技術の進歩やAIの普及によって、マーケット・社会的にも変化の激しい状況が続いています。
そのため、業務改善やタスクの効率化にも「スピード感」が求められており、『PDRサイクル』が注目されています。
※『PDCAサイクル』のより詳しい内容については、こちらのページをご覧ください。
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『PDRサイクル』とは?
『PDRサイクル』とは、「Prep(準備する)」「Do(実行する)」「Review(客観的に見直す)」のサイクルで業務などを改善・効率化を図るフレームワークです。
このPDRサイクル(Prep-Do-Review)は、ハーバードビジネススクールのリンダ A.ヒル 氏とケント ラインバック 氏によって2011年に考案されたマネジメントサイクルとして知られています。
『PDCAサイクル』と比較すると、要素が3つであることから短期間でサイクルをまわせるため軌道修正・失敗のリカバリーがしやすく、不確実性があり計画立案が難しい業務などに適しています。
『PDRサイクル』の3つのプロセス
『PDRサイクル』は、以下の3つのプロセスで構成されています。
- Prep(実行するために準備する)
- Do(実行する)
- Review(実行して得られた成果を客観的に見直す)
Prep(準備)
最初の「Prep」では、「Do」に向けて何をすべきか、目的や目標、手段、期限を検討します。
このステップでは『5W1H』(※)を用いることがポイントとなります。
「Prep」のステップで時間をかけてしまうと、サイクルをまわす時間が長くなってしまい、『PDRサイクル』の良さが損なわれてしまいます。
そのため、『5W1H』の発想で必要な項目を簡潔に整理することで、次のステップである「Do」に素早く移行できるようになります。
※『5W1H』のより詳しい内容については、こちらのページをご覧ください。
相手に伝えたい内容を6つの要素に沿って構成することで、物事や情報を整理・伝達しやすくなる『5W1H』。活用するメリットや類似したフレームワークとの違い、特に効果を発揮するビジネスシーンや活用する際の注意点、注意すべきシーンなどについて解説しています。
つまり、この「Prep(準備)」では、PDCAサイクルの「Plan(計画)」ほど精微にはしないということになります。
Do(実行)
2ステップ目の「Do」では、「Prep」で検討・決定した目標や納期などに沿ってアクションを起こします。
注意点としては、「Do」のステップの最中に「Review(客観的に見直す)」ことをしないという点です。
「Do(実行)」途中の段階で「Review(客観的に見直す)」してしまうと、成果の良し悪しにブレが生じてしまい、軌道修正やリカバリーを正しく行うことができなくなるからです。
Review(客観的に見直す)
3つ目のステップである「Review」では、「Prep(準備)」し「Do(実行)」したことによる結果を客観的に評価・見直します。
具体的には、「Prep(準備)」で設定した目標や納期などに対する達成度合いを評価し、成功 or 失敗要因を明らかにします。
その評価を「Prep(準備)」へとつなげていきます。
『PDRサイクル』のメリット
PDRサイクルには、大きく分けて以下の2つのメリットがあります。
メリット:軌道修正やリカバリーしやすい
まずメリットとして挙げられるのは、スピーディにサイクルをまわすことができることから「軌道修正しやすい」「失敗時のリカバリーがしやすい」という点です。
『PDCAサイクル』と比較して、短時間で効率よく進めることができるため、不確実性があり計画を立てることが難しい業務に適したフレームワークと言えます。
メリット:失敗のリスクを抑制できる
「Prep(準備)」のプロセスがあることから、「まずやる」場合と比較すると、失敗のリスクを抑えることができます。
『PDRサイクル』のデメリット
一方、デメリットとしては、「Prep(準備)」はするものの、PDCAサイクルの「Plan(計画)」ほど精微ではないため、失敗することが許されない重要なプロジェクトには不向きと言えます。
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