専門家ではない事業会社のマーケティング担当・マーケターがWebサイトの運用をするうえで知っておきたい、
SEO対策の基本的なポイント(被リンクの種別、被リンク獲得手法など)を解説しています。
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専門家でない事業会社のマーケターが知っておきたいSEO対策のポイントをご紹介
専門家ではない事業会社のマーケティング担当・マーケターが、Webサイトの運用をするうえで知っておきたい基本的なポイントを解説しています。
SEOの意味、ドメインパワー、被リンクについての解説記事の続きの内容となっています。
※【専門家でなくても知っておきたい】SEO対策の基本的なポイント①~SEO対策の意味、ドメインパワー、被リンクとは?~
専門家ではない事業会社のマーケティング担当・マーケターがWebサイトの運用をするうえで知っておきたいSEO対策の基本的なポイントを解説しています。
※サーチエンジン(Google)が公式見解として述べていない業界情報を多く掲載しております。
そのため、記載内容が誤っていても当サイトでは一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。
「被リンクをただ増やせばよい」わけではありません
被リンクをただ増やせばよいというものではありません。
検索エンジン側では『評価が良いリンク』と『評価が悪いリンク』という見方をしています。
悪いリンクを増やしてしまうと、逆に評価を落としてペナルティを受ける可能性があります。
評価が良いリンク(ナチュラルリンク)
検索ユーザーが自然な形で貼ったリンク(ナチュラルリンク)。自身のサイト・コンテンツが紹介される、引用されるという形が該当します。リンク元の評価が高ければ、評価を高めてくれるとされています。
評価が悪いリンク(スパムリンク)
例としては、販売業者から購入したリンクが挙げられます。
かつては購入したリンクも意味があったようですが、現在ではサーチエンジン側のアルゴリズムの進化により、不自然なリンクは見抜かれてペナルティを受ける可能性も。
ほかにも、関連性の低いサイトからのリンクや、「ワードサラダ」と呼ばれる単語や文章をただ羅列しただけのサイトからのリンクが該当します。これらは総称して「ブラックハットSEO」と呼ばれています。
さらに、「自演リンク」と呼ばれる、自身で外部のサイトに登録してリンクを得る手法もペナルティのリスクを伴います。
ただし、関連性のあるサイトにリンクを貼る、必要性のある自然な形でリンクを貼る場合は効果を得られるケースもあるので、自身の責任の範疇で実施するのも手です。
とはいえ、質の低いサイトからのリンクは、評価を悪くする可能性があるので注意が必要です。
つまり、検索ユーザーに有益と思ってもらえるようなサイト作り・コンテンツ公開をして、評価が良い『ナチュラルリンク』を多く獲得することが重要となります。
獲得したい被リンクの種別は『dofollow』と『nofollow』
高い検索順位を獲得するために必要になる評価が良い被リンクには、種別として『dofollow』と『nofollow』があります。
dofollow
『nofollow属性』が付かない、サーチエンジンの検索アルゴリズムで重視されている有効な被リンクのこと。
品質の高いサイトや特定の分野で権威性の高いサイトからの『dofollow』リンクはより価値が高いとされています。
ちなみに『dofollow』は公式用語ではなくSEO業界で用いられた業界用語です。
『dofollow属性』の被リンクは、リンク先に「リンクジュース」(リンク元が持つ価値の一部)を伝える属性を指します。
例としては、ペライチやPinterestに貼られたリンクなどが該当します。
nofollow
Googleの公式によると、リンク先が低品質、関連性が低いといった場合に、自身のサイトと関連づけたくない時に使用するものとされています。
検索エンジンのクローラーへ関連性の否定を意思表示するタグのことで、あくまで「意思表示」に留まるため「辿らなくてよいリンク」と判断するかは検索エンジン側に委ねられています。
過去に、外部サイトのコメント部分や掲示板に自身のサイトへのリンクを貼って、被リンクのSEO効果を得ようとする「自演リンク」が蔓延した対策としてGoogleが作ったのが『nofollow属性』と言われています。
この『nofollow属性』の被リンクではドメインパワーは上がらないとされていましたが、有益であれば検索エンジンの評価対象としてカウントされるようです。例としては、TwitterなどのSNSに貼られたリンクなどが該当します。
つまり、『nofollow』よりも『dofollow』属性の被リンクを得ることで、検索エンジンから良い評価を得られるようになり、SEO対策として大きな好影響を与えるということになります。
被リンクを獲得する代表的な手法
実際に被リンクを獲得するには、検索ユーザーに有益なサイト・コンテンツと認識してもらう、ほかのサイトが発リンクしたくなるような仕組み作りがポイントになります。
質の高いコンテンツを継続して制作し公開する
検索ユーザーがシェアしたくなるような品質の高い記事を制作・公開することが必要になります。
既存コンテンツをリライトする
新規のコンテンツを制作・公開するだけでなく、既存の公開したコンテンツをリライトすることもポイントになります。
最新のトレンドを盛り込むなどコンテンツをブラッシュアップし続けることで、ユーザーに好まれる状態を保つことが大切になります。
露出を増やす
ですが、例えばGoogle広告を出稿しても、直接的には検索順位を上げることにはなりません(※)。
広告を出稿することによる『副次的な効果』は期待できるので、その点を理解したうえで出稿することをオススメします。
※こちらの記事で解説しています。「マーケティングに関する都市伝説②広告を出稿すると検索順位が上がる!?」
広告を出稿すると検索順位が上がるのか!?マーケティング界隈で聞くこの噂について解説しています。
ビジネスパートナーのサイトにリンクを貼ってもらう
業務連携しているパートナー企業や、加入している業界団体のサイトに、発リンクをしてもらうという手法です。
被リンクサイトに登録する
例えば「ペライチ」や「HTML名刺」、「Pinterest」など、自身で登録して被リンクを獲得できるサイトはさまざま存在します。
登録する際の注意点としては、自演リンク(スパムリンク)と検索エンジン側に認識されないように行うことが挙げられます。
検索エンジンと検索ユーザーの評価を高める施策とは?
被リンクを獲得するうえで「検索エンジンと検索ユーザーの評価を高める」ことは重要になります。
上述の手法と併せておさえておきたいのが、『コンテンツSEO』と『コンテンツマーケティング』です。
コンテンツSEO
コンテンツを軸に、検索エンジンの評価(※)を最適化するのが『コンテンツSEO』です。
コンテンツの内容はもちろん、運用するオウンドメディア内の関連コンテンツへの流入を促す「内部リンク」の設定、コンテンツを構成するキーワードなど比較的、テクニカルな要素が必要になります。
※検索エンジン(Google)側の評価基準などについては、こちらの記事をご覧ください。
アクセス数が増えると検索順位が上がるのか!?マーケティング界隈で聞くこの噂について解説しています。
コンテンツマーケティング
コンテンツを軸に、検索ユーザーからの評価を最大化するマーケティング手法が『コンテンツマーケティング』(※)です。
コンテンツへの流入の好循環を生み出すために、やはり良質な、検索ユーザーに有益なコンテンツを公開することが必要となります。
※『コンテンツマーケティング』の詳細に関しては、こちらの記事をご覧ください。
『コンテンツマーケティング』を実施することで得られるメリットとデメリット、実施するために必要になるモノについて解説しています。
結局のところ・・・
厳密には異なるこの二つの施策ですが、どちらも被リンクを獲得するうえで高い親和性があるといえます。
結局のところ、検索エンジンやSEO対策の基本的な仕組みを理解しつつ、検索ユーザーへ向けて「(制作が面倒でも)良質な記事」をコツコツと作り公開し続けることが、自然な被リンク(ナチュラルリンク)獲得、ドメインパワーの強化への近道となるはずです。
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