マーケティング界隈の豆知識として10個の「2つの言葉」の違いと、ダウンロードコンテンツ限定で3つの「違い」を解説しています。
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『知名度』と『認知度』
知名度
「あるモノやヒトが、どれだけ世間に知られているか」を表す言葉として定義されているのが『知名度』。
「知名度が高い」場合は、会社や商品・サービスが広く世間に知られていることを意味し、「知名度が低い」場合は、会社や商品・サービスがあまり知られていないことを意味します。
認知度
一般的に、「どの程度『価値』を知られているかの度合い」として定義されているのが『認知度』。
「認知度が高い」場合は、どんな価値を有する会社なのか、どんな価値を有する商品・サービスなのか深く理解されていることを意味し、「認知度が低い」場合は、どんな価値のある会社なのか、どんな価値のある商品・サービスなのかあまり知られていないことを意味します。
まとめると・・・
- 知名度=知っている度合い。「どれだけ知られているか」。
- 認知度=その特有の価値を認識している度合い。「独自の価値(良さ)をどれだけ認識されているか」。
より詳しい『知名度』と『認知度』の違いについては、こちらのページをご覧ください。
理解しているようで曖昧な『知名度』と『認知度』の違いやそれぞれの意味について解説しています!
『ニーズ』と『ウォンツ』
ニーズ
課題を解決したいと認識している・できる状態のことを指す『ニーズ』。
例:「喉の渇きを潤したい」。
ウォンツ
抱える課題を解決する具体的な方策・手段を求めている状態を指す『ウォンツ』。
例:「(喉の渇きを潤すための)水が欲しい」。
まとめると・・・
- ニーズ=課題を解決したいと認識している・できる状態。
- ウォンツ=抱える課題を解決する具体的な方策・手段を求めている状態。
より詳しい『ニーズ』と『ウォンツ』の違いについては、こちらのページをご覧ください。
ニーズの先にある『ウォンツ』を理解することで対象にあった精度の高い訴求メッセージを訴求することが見込めます。その『ウォンツ』について解説しています!
『BtoB』と『BtoC』
BtoB
BtoBとは、「Business to Business」の略称であり、「企業 対 企業」で商品やサービスを取引することを意味します。
BtoB領域でビジネスをしている企業数としては、日本企業全体の70%程度の割合と言われています。
「企業 対 企業」で商品・サービスを取引することから、数百万円~数億円規模の高額な契約単価となるため、契約決定までに社内で複数名の検討~承認を得る必要があり、受注決定までの期間が長くなるのが特徴です。
BtoC
BtoCとは、「Business to Consumer」の略称であり、「企業 対 消費者」で商品やサービスを取引することです。
私たちが普段暮らしているのはBtoCの世界です。食料品や飲料品、衣服やスマートフォン、家電製品などを会社が作り、個人である一般消費者が購入するのがBtoCです。
消費者個人が単独で購入決定を行うため、購入までの期間は短く、その分単価が低くなるのが特徴です。
まとめると・・・
- BtoB=「企業 対 企業」で商品やサービスを取引。高額な契約単価となるため、受注決定までの期間が長くなるのが特徴。
- BtoC=「企業 対 消費者」で商品やサービスを取引。購入までの期間は短く、その分単価が低くなるのが特徴。
より詳しい『BtoB』と『BtoC』の違いについては、こちらのページをご覧ください。
業務をしている中で何気なく使い分けているBtoBとBtoC。そもそも違いは何なのか。マーケティング手法に違いはあるのか、などを解説します。
『広告』と『PR』
広告
広告とは、読んで字のごとく「広く告げる」という意味で、ビジネスにおいては、主に企業の情報や商品・サービスを世間に周知させることを指します。
英語では「Advertisement」と言い、Ad(アド)と略称で呼ばれることがあります。
発信者の情報が受け手である見込み客や顧客に認知してもらい、その結果として企業の認識を深めてもらう・商品やサービスの購買に寄与させることが目的となります。
広告の本質は『商品やサービスの良さを知ってもらうために繰り返しメッセージを発信すること』。
言い換えると、勝手に片思いをしている相手に急に告白をするようなものです。この突飛な行動を、受け手の人すべてが受け入れてくれるとは限りません。
そのため、受け手である顧客や消費者の気持ちを理解しつつ、それでも諦めずに響くようなメッセージを発信し続けることがポイントとなります。
PR
PRとは、パブリックリレーションズ(Public Relations:公衆との関わり)の略語です。
PRとは「関係性の構築・維持のマネジメント」を意味し、企業や行政組織などの社会組織がステークホルダー(利害関係者)と双方向のコミュニケーションを行い、組織内に情報をフィードバックして自己修正を図りつつ、良い関係を構築・継続していくマネジメントだと定義されています。
PRの手法としては、商品やサービスを取り扱う企業自身ではなく、第三者な位置付けのメディアなどを介してステークホルダー(顧客や消費者)に向けて情報を発信してもらうのが代表例となります。
そのため、情報の発信・伝達の段階では、メディアなどを介する間接的な発信になりますが、その情報を受け取った顧客や消費者からのフィードバックに対しては、企業や行政組織が受け取り、双方向のコミュニケーションを継続的に行っていく形となります。
まとめると・・・
- 広告=商品やサービスの良さを知ってもらうために繰り返しメッセージを発信すること。
- PR=第三者な位置付けのメディアなどを介してステークホルダー(顧客や消費者)に向けて情報を発信すること。
より詳しい『広告』と『PR』の違いについては、こちらのページをご覧ください。
マーケティング、広告、PR、ブランディング、口コミそれぞれの役割・違いと、『イメージ』の伝え方・伝わり方の比較を図解で解説しています。
『マーケティング』と『PR』
マーケティング
マーケティングは、その企業の経営理念や方針によって定義が異なるため、活動範囲も異なりますが、「商品やサービスが『売れる仕組み』を構築すること」、もしくは「売上を増加させ、利益増大に貢献すること」と定義することができます。
「売れる仕組みを作る」、もしくは「利益を増やす」ためのアクションとしては、例えば見込み客の獲得(リードジェネレーション)が挙げられます。
『自社の商品やサービスならではの良さを伝えて推奨する』のがマーケティングによるイメージの伝え方や情報の発信方法になります。
PR
PRとは、パブリックリレーションズ(Public Relations:公衆との関わり)の略語です。
PRとは「関係性の構築・維持のマネジメント」を意味し、企業や行政組織などの社会組織がステークホルダー(利害関係者)と双方向のコミュニケーションを行い、組織内に情報をフィードバックして自己修正を図りつつ、良い関係を構築・継続していくマネジメントだと定義されています。
PRの手法としては、商品やサービスを取り扱う企業自身ではなく、第三者な位置付けのメディアなどを介してステークホルダー(顧客や消費者)に向けて情報を発信してもらうのが代表例となります。
そのため、情報の発信・伝達の段階では、メディアなどを介する間接的な発信になりますが、その情報を受け取った顧客や消費者からのフィードバックに対しては、企業や行政組織が受け取り、双方向のコミュニケーションを継続的に行っていく形となります。
まとめると・・・
- マーケティング=商品やサービスが『売れる仕組み』を構築すること。売上を増加させ、利益増大に貢献すること。
- PR=第三者な位置付けのメディアなどを介してステークホルダー(顧客や消費者)に向けて情報を発信すること。
『マーケティング』は、売上を上げるために、特定のターゲットに取り扱う商品やサービスを販売することが役割であることに対して、『PR』は、(もちろん企業活動なので売上を上げることが最終目標になりますが)ステークホルダー(利害関係者)が存在する『社会』と双方向のコミュニケーションをとり、自社や取り扱い商品やサービスの自己修正をしつつ、コミュニケーションをとる『社会に変化を与える』ことが役割となります。
より詳しい『マーケティング』と『PR』の違いについては、こちらのページをご覧ください。
マーケティングと混同してしまいがちな『PR』。PRの役割と広まった歴史の変遷を解説しています。
『メール配信システム』と『MAツール』
メール配信システム
複数の宛先へメールを一斉に送り、その開封数やメール内のURLクリック数といった受信者の反応が可視化できるシステムを指します。
MAツールと比較すると機能が限定的でシンプル、使いやすい特徴があります。
MAツール
MAツールとは、Marketing Automation(マーケティングオートメーション)ツールの略で、リードナーチャリングアクションを管理・自動化し効率的に実施するためのツールのことです。
導入前の運用設計、導入後の運用にWebマーケティングの知識が必要になりますが、配信するためのシナリオ設定など機能を幅広く搭載しており、自由度が高いのが特徴です。
まとめると・・・
- メール配信システム=MAツールと比較すると機能が限定的でシンプル。
- MAツール=導入前の運用設計、導入後の運用にWebマーケティングの知識が必要になるが、配信するためのシナリオ設定など機能を幅広く搭載しており、自由度が高い。
より詳しい『メール配信システム』と『MAツール』の違いについては、こちらのページをご覧ください。
リードナーチャリングに必要なメールでのアクション BtoB領域でのマーケティング手法として広がりを見せている「リードナーチャリング」。 特に最近の普及に一役買っているのは、『マーケティングオートメーションツール』ではない …
『動画』と『映像』
動画
字の如く「動きのある画像」=『動画』という意味で、英語の「アニメーション(animation)」の訳語として知られています。
2000年代以降、インターネットを介したパソコン・スマートフォンで視聴するアニメーション作品を中心として『動画』と呼ばれるようになりました。
スキマ時間に気軽に楽しめるコンテンツが『動画』であるとも言われています。
映像
テレビメディアでの放送や、映画館のスクリーンに映し出すための目的で制作されたコンテンツを総称して『映像』と呼ばれています。
また、『動画』と比較して、長い時間をかけて物語や作者の意図を伝えるために演出が加えられたコンテンツと言われています。
まとめると・・・
- 動画=パソコン・スマートフォンで視聴するアニメーション作品。スキマ時間に気軽に楽しめるコンテンツ。
- 映像=テレビメディアで視聴・映画上映されるための目的で制作されたコンテンツ。長い時間をかけて物語や作者の意図を伝えるために演出が加えられる。
より詳しい『動画』と『映像』の違いについては、こちらのページをご覧ください。
あやふやな使い分けをしがちな『動画』と『映像』という言葉。それぞれの言葉の意味と、違いを見極めるための指標などについて解説しています。
『制作』と『製作』
制作
一般的に「芸術作品などを作ること」と定義されている『制作』。
絵画などの芸術品やテレビ番組、映画、アニメーション、音楽などの「著作権が発生する創作性によって生み出される一点モノの作品」に対して用いられる言葉となります。
製作
一般的に「道具や機械などを使って品物を作ること」と定義されている『製作』。
「道具や機械を用いて材料を加工し大量生産する有形物」に対して用いられる言葉です。
まとめると・・・
- 制作=絵画などの芸術品やテレビ番組、映画、アニメーション、音楽などの「著作権が発生する創作性によって生み出される一点モノの作品」。
- 製作=多くは実用性の高い商品を「道具や機械を用いて材料を加工し大量生産する有形物」(図工でも用いられ例外もある)。
より詳しい『制作』と『製作』の違いについては、こちらのページをご覧ください。
使い分けに悩みがちな『制作』と『製作』という言葉。それぞれの言葉の意味と、使い分けるケースなどについて解説しています。
『デザイナー』と『クリエイター』
デザイナー
既存の思考や概念を否定し、意図や計画をモノやコンテンツという形に描写・表現する専門的な職業のことです。
この『デザイナー』には、一般的にはグラフィックやゲーム、ホームページやアニメーション、印刷物といった紙媒体や服飾といった分野ごとにさまざまな種類があります。
クリエイター
新しいアイデアを創造し、実際にアウトプット(具体化)する専門的な職業のことです。
この『クリエイター』の意味は広く、漫画家や編集者、コピーライターやシンガーソングライター、陶芸家や家具職人、デザイナーなど、多くの職業が含まれます。
まとめると・・・
- デザイナー=意図や計画をモノやコンテンツという形に描写・表現する専門的な職業のこと。
- クリエイター=新しいアイデアを創造し、実際にアウトプット(具体化)する専門的な職業のこと。デザイナーも含まれる。
より詳しい『デザイナー』と『クリエイター』の違いについては、こちらのページをご覧ください。
イメージが似通っていて、使い分けに悩むことが多い『デザイナー』と『クリエイター』。それぞれの言葉の意味と違い、関連するさまざまな職種を含めて解説しています。
『ロイヤリティ』と『ロイヤルティ』
ロイヤリティ
『ロイヤリティ』とは、権利所有者への報酬や利益を意味していて、ビジネスでは特許や著作権、商標などを使用する際に、それらを使用する側が権利者へ支払う対価のことです。
具体的には、物品の発明や方法の発明を独占できる権利である「特許」や、思想もしくは感情を創作的に表現した著作物を法的に保護する権利である「著作権」、企業のロゴマークや商品・サービスのネーミングを他者(他社)と区別するために使用する標識(マーク)である「商標権」という権利を保持する権利者へ支払わなければならない許諾・使用料=『ロイヤリティ』を指します。
ロイヤルティ
一方、『ロイヤルティ』とは、消費者や顧客が企業ブランドや商品・サービスに対して持つ愛着心や信頼感、従業員が持つ愛社精神や忠誠心、帰属意識や組織へのコミットメントを意味しています。
日本では、CS(カスタマーサクセス)やマーケティングにおいて「顧客ロイヤルティ」と用いられ、消費者や顧客が企業や商品・サービスのブランドに対して持つ感情や行動を意味しています。
まとめると・・・
- ロイヤリティ=権利所有者への報酬や利益のこと。ビジネスでは特許や著作権、商標などを使用する際に、それらを使用する側が権利者へ支払う対価のこと。
- ロイヤルティ=消費者や顧客が企業ブランドや商品・サービスに対して持つ愛着心や信頼感、従業員が持つ愛社精神や忠誠心、帰属意識や組織へのコミットメントのこと。
より詳しい『ロイヤリティ』と『ロイヤルティ』の違いについては、こちらのページをご覧ください。
日本語訳と英単語表記・発音がよく似ているため混同しやすい『ロイヤリティ』と『ロイヤルティ』。それぞれの意味と違いについて解説しています。
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この続きでは、ダウンロードコンテンツ限定として「工場(こうじょう)と工場(こうば)の違い」
「市場(いちば)と市場(しじょう)の違い」「売上と利益の違い」について解説しています。
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